病院での食事は、保温食器や温冷配膳車で温かい物を出す努力をしてきましたが、どうしても、温度が下がってしまい、生ぬるい食事になっていました。 患者さんの満足の得られるものではありませんでした。
　 そこで、最近は加熱カートによる食事が注目されています。 クックチルに対応した再加熱（IH方式・EH方式）によって、出来上がったあつあつの状態で食事ができるようになりました。弊社では、フードカート製作会社と共同企画により、これらの加熱に対応した食器（お椀・鉢・皿・トレー）の開発をしております。
　 IH加熱方式導入病院に実際に入院した患者さんからは、あたたかくておいしいと驚きと喜びの声を頂いております。また、陶器より軽いため、お年寄りでも楽に持ち運びできます。
　これからはさらなる機能向上に努め、皆様に喜んでいただけるような食器の開発を行って参ります。


※IH加熱カートを使用した調理例

弊社の技術開発によりできた、まさにこれからの時代・新しい素材のお盆です。

■環境にやさしいトレー

今まで病院などで使われているお盆は、素材にFRPが使われていました。この樹脂は、耐熱温度が高いので一般的に病院以外のレストランなどでも良く使用されています。しかし、この素材は再生できないという、欠点があります。環境にやさしくないトレーでした。
それを改良したのが、この材質PBT樹脂から作られたお盆です。熱可塑性樹脂の特性で、リサイクルが可能な樹脂です。また、塗り加工しているので表面が傷んだ場合は、塗り替えも可能です。

■高級感

布目柄に、黒・グリーン・うるみ　の３種類の色。漆器の高級感あるお盆です。病院などでの食事が高級料亭のイメージに。落ち着きある色づかいですから、飽きがきません。

■ノンスリップ（すべらない）

すべてのお盆に、ノンスリップ加工を標準装備。これにより、「食器が滑って運びにくい」ということがなくなり、患者さんでも運びやすくなります。

素地（木地）について
業務用漆器の工程について

■食器洗い機・消毒保管庫対応

超耐熱ABS樹脂（120℃対応）を使用したお椀ですから、食器洗浄機はもちろん、保管庫も使える食器です。全国の病院・老人養護施設・介護施設などでお使いいただいております。

■漆器でおいしさプラス

格調高い金・銀柄の絵柄で、食事タイムに潤いを与えます。
現在のメラミン食器が味気ないと感じている場合は、お盆やお椀だけでも漆器調のものに変更すれば高級感が増します。

■スタッキング

布目椀シリーズは、スタッキング抜群の形状です。積み重ねがよく取り扱いやすくなっています。

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